長谷部誠の本「心を整える」から学ぶ5つの心理学

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長谷部誠選手の本「心を整える」には、第一線のスポーツ選手がいかに人間らしく、様々なことを考えながら試合に臨んでいるのかが刻銘に記されている。

もちろん、中には非常に真似をしにくいストイックな内容も含まれているが、
その本に書かれていることの多くは、重要な局面においてどのようにメンタルをコントロールすればよいかを考える上で非常に有用である。

今回は「心を整える」に記されていることのうち、我々の生活の中でも参考になりそうなものを5つピックアップしてご紹介したい。

1. 競争を歓迎することで自分を進化させる

あなたは「競争」が好きだろうか?

この世の中は多くの「競争」であふれている。子どもの頃の運動会も、高校受験や就職活動、営業成績など、常に勝者がいれば敗者もいるというが現実である。

「競争」は多くの場合、怖いものかもしれないが、長谷部選手は「心を整える」の中で「競争」を歓迎する考え方について紹介している。

長谷部選手は、「競争」を利用するという気持ちを持ちながら、「競争」の中で自身の良い部分を探し、負けない気持ちを持ちながら自分を磨くことが重要であると本の中で説いている。

2. ネガティブな行動は避ける

何かまずいことがあったらすぐに「愚痴」や「言い訳」をする癖がついていないだろうか?
長谷部選手は、この点について苦言を呈している。

「愚痴」や「言い訳」をすることはとても簡単で、ストレスの解消にもなるが、解決法として安易すぎ、当事者に何の成長ももたらしません。

もしも他人に「愚痴」や「言い訳」を言っている時間があるのであれば、どうすれば問題を改善できるか考え、苦しいことには真っ向から立ち向かい、それを乗り越える気概を持つことが重要である。

この姿勢は本の中でも一貫した哲学として、感じることができる。

3. 最悪の場合を想定し、何事も受け止める

長谷部選手は試合の中で様々なリスクヘッジをしているシーンを見かけるが、これはしっかりと彼の理論に基づいたものであることも、本の中で確認できる。

常に最悪の事態を想定し、何事も受け止めるだけの準備をしておくことにより、そうなった時の行動が簡単になる

4.頑張っている人の姿を見ることで、自分も頑張ることができる

「頑張る」というのは非常に抽象的で難しいことだ。「頑張る」という行動には自己評価・他己評価の双方があり、自分では頑張っているつもりでも、周りから見ればそれほどでもないということが往々にしてある。

では「頑張る」ためにはどうすればよいのだろうか?長谷部選手は「頑張る」ために重要なこととして、自分がいかにちっぽけな存在であるかを知ることが重要であると「心を整える」の中で説いている。

頑張っている人の姿を見て、自分が同じくらい頑張れているかどうかを自問してみることで、自身でも自分の頑張り具合を俯瞰することができるようになる。

5. 勝負どころを見極め、休むときは休む

スポーツを観戦していると、一流のアスリートは一瞬の相手の隙を見逃さないものだ。相手に隙があると判断したと同時に、集中力を最高の状態に高め、怒涛の攻撃を仕掛ける。

常に全力でプレイできればそれがベストなのかもしれないが、通常の人間であればメンタル・フィジカルのスタミナが持たない。そこで、勝負どころを見極めるためにも、休むときは休むことが重要であるとも説いている。

まとめ|長谷部誠の本から学べること

長谷部選手の著書「心を整える」には、プロスポーツ選手が試合中にどのような事を考えてプレイしているのか、そして練習中に何を考えているのかといったことのほか、どのような生活スタイルで日々を過ごしているのかなど、「意識」と実際の「行動」とを結びつける心理学的な側面で有用なことが多数書かれている。

仮に読み手とは活躍するフィールドが異なっていても、一流を目指す上で参考になる情報が多いので、ぜひ一度手にとって見ることをおすすめする。長谷部選手の本を通じて、新しい視点を得られることだろう。

長谷部誠の本「心を整える」から学ぶ5つの心理学
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